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私が出会って来たキャッチャーのお話です。
投手の活躍にとって、キャッチャーの存在というのはすっごく大きい。今日は私が出会った3人のキャッチャーについて書いてみます。今日はその一人について・・・


気配り上手なキャッチャー


高校時代のキャッチャーの話。高校からキャッチャーに転向。もともとはサードで入部したんです。こいつはすごくお人好しで、すごく皆に気を使う。


私が打たれても自分の配球が悪かったとマウンドに謝りに来る。フォアーボールを出しても、「すまん、すまん」と首を下げる。


怒った顔は見たことがない。私はいつも気持ち良くマウンドに上がることが出来ました。


ところが、こいつは気が弱い。


インコースに構えることが出来なかったんです。


バッターに当ててしまうかもしれないということと、自分が打者としてインコースが得意なため、インコースに投げさせることが不安だったのです。


自分の得意ゾーンに投げさせることが出来ないという癖を持っているキャッチャーは多いんですが、その典型的なタイプでもありました。


それでも持ち前の気配りでタイミング良く間をとり、相手に傾きかけた流れを止めたり、相手の狙い球を外す配球で引っ張ってくれました。


特別に肩が強い訳ではありません。


高校までキャッチャー経験が無かった彼を大抜擢した当時の監督の先見の明もさることながら、自分の気持ちを3年間抑えて投手を担ぎ上げた彼はキャッチャーの鏡。


皆さんのチームにいるお人よしな子、実はキャッチャー向きかもしれませんね。



【おすすめの教科書】




古田式は著者(周防正行氏)と古田の対談形式の本。古田だけに絞られた本なので、捕手の古田理論からグラウンド以外のことなどがテンポ良く書かれていたのでサクッと読めちゃいます。





捕手論は古田や城島のグランドでは見えない、見せないプロの捕手としての影の部分にスポットを当てています。またあまり他では書いていない、ブロックのテクニックや審判から見た捕手の必要条件等、面白い視点で書かれていた1冊です。