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私が出会ってきたキャッチャーの話。

打者との駆け引き


彼は大学時代の同級生。大学に入ってからのキャッチャーに転向しましたが、すごくかけ引き上手。


まずリードをするための記憶力と観察力が優れていました。


各打者のグリップの握る位置の微妙な違い、バッターボックスの立ち位置の違いは勿論のこと、グリップの高さの違いで力が入っているかいないかを確認しうまく打ち気をそらす配球をしました。



審判との駆け引き


また、審判とのかけひきが上手でした。あまり宜しくない事ですが審判は捕手が構えた所にボールが来ればストライクと判定してしまう事が多い。


逆にストライクゾーンに来ても逆球だとボールと判定してしまうことが多い。


これを彼は利用して、体を動かさないキャッチングをしました。


また、低目の球も体を動かさ無いことで審判からの死角を作り出し、ストライクゾーンまでミットを上げてきていました。



観察力を高める


ですが、こういうキャッチングが出来る様になるまでには、かなりの苦労と努力をした様です。


観察力を高める為にチームメイトの服装を毎日チェックしたそうです。何日前と同じ服を着てるとか、よく言ってました。


そうやって彼は大学からの捕手へのコンバートをやってのけました。


打率も落ちた時期はありました。


しかし彼が捕手の役目を果たすためにやって来た観察力や記憶力のトレーニングや配球の研究は、バッティングへも影響し、打率、ホームランでリーグ記録を残しました。


【おすすめの教科書】




古田式は著者(周防正行氏)と古田の対談形式の本。古田だけに絞られた本なので、捕手の古田理論からグラウンド以外のことなどがテンポ良く書かれていたのでサクッと読めちゃいます。





捕手論は古田や城島のグランドでは見えない、見せないプロの捕手としての影の部分にスポットを当てています。


またあまり他では書いていない、ブロックのテクニックや審判から見た捕手の必要条件等、面白い視点で書かれていた1冊です。