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野球は、トレーニングの効果を実感しにくいスポーツです…
重いウェイトを持ち上げても、球速はすぐには上がりません。走りこんでもすぐにコントロールは良くなりません。


本当に今やっているトレーニングは正しいのか?


投球やスイングに活かされてきているのだろうか?


という疑問がいつもつきまといます。


私も様々なトレーニングメニューをこなすのですが、どうもしっくりとこないことがよくありました。ピッチングをしても、あれだけトレーニングをしたのに球速もコントロールもいっこうに良くならない。


「これじゃ、だめだ」と、またトレーニングメニューを色々と考える。だけどまた同じ。この繰り返しでした。


しかし、力まかせの投球ばかりで成績の上がらなかった大学3回生の冬に一大決心。


「1試合のフォアボールを0にする!」ということで、これまでと全く違うピッチングスタイルに挑戦することを決めました。


そのためには、「1試合150球全て同じフォームで投げる必要がある!」


だから、「同じフォームで150球投げるためのトレーニングが必要だ!」


じゃあ、どんなトレーニングが必要になるのか?ということになります。


そこで私は自分の体と動作を知ることから始めました。


まずシャドーピッチングを繰り返し行い、体の細かい動きや姿勢を自己観察しました。


何度も何度もシャドーピッチングを行い、根気強く自己観察をしていくと、体の細部の動きや姿勢(形)というのが理解出来てきます。


すると、今どの筋肉を使って体を動かしているのか、姿勢を保っているかを目と感覚が覚えてくれます。


そうなると、自分の弱点があらわになり、トレーニングすべき筋肉(ポイント)を絞り込みめてくるわけです。


また、トレーニングポイントの発見だけではなく、心から”やらなければ!”という意識の変革も同時に起きてきます。


その後もシャドーやキャッチボールで自己観察をし、姿勢が崩れていれば腹筋や背筋。体重移動がスムーズにいかない時はストレッチやサイドランジ、ランニングでフォームを固めていくわけです。


それまでは将来のありたい姿やトレーニングの狙い(目的)があやふやなまま、トレーニングを行っていました。


トレーニングで迷ったときには、「自分はどうなりたいか」という原点に立ち返り、目的を明確にしたうえでトレーニングを選択していく必要があります。


そして「野球の動き」のなかから今自分に足りないものを発見してください。それが今あなたに必要なトレーニングです。


当たり前のことですが、それを忘れてしまっていることはよくあります。


球速やコントロールを高めるためのトレーニングの参考書は自分の中に必ずあります。