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Q:もう少し遠投力をつけさせてやりたい



来年は中学生になります。中学では野球部に入りたいといっており、できれば今年中にもう少し遠投力をつけさせてやりたいと思っています。



A:フライではなくライナーを投げる


遠投力や肩を強くしたいという質問をたくさん頂きます。


投げる力は投げることでつけるというのが私の基本的な考え方です。


が、その投げ方に少し工夫が必要です。



遠くに投げるのが遠投と考えてしまうかもしれませんが、それを求め過ぎるとかえってボールに力が伝わり難くなってしまいます。



というのも、遠くに投げようとするとどうしても上へ上へ投げたくなってしまいます。



そうすると、どうしてもボールが手から離れるタイミングが早くなってしまいます。



タイミングが早くなるということは、それだけボールに力が加わる時間も少なくなるので、ボールに勢いがつかなくなってしまいます。



また、実際の試合においてはボールを遠くに投げることが「良し」ではなく、いかに早くボールを到達させるかということが重要です。


ですから、「遠投=遠くへ投げること」という意識を変えていくことが必要です。


通常、キャッチボールで近い距離から徐々に距離を伸ばしていき、遠投ということになりますが、目線の高さまでを上限と意識してキャッチボールを行って下さい。


そして、その距離を維持しながら徐々に距離を伸ばしていく練習をして下さい。


コツは高く上に投げてボールの距離を稼ぐのではなく、ボールに回転を与え、ボールの力で距離を伸ばしていくという考え方です。


意識は「上からボールをたたきつける」ということです。


あごを少しひいて投げるとスムーズに行うことが出来ます。


キャッチボールの練習の工夫としては上記を続けていくことで、抜けるボールを減らすことが出来ますし、野球に必要な投げる力というものを鍛えることが出来ます。


あと、トレーニングは、全体をバランスよく鍛えていくことは重要ですが、私が特に意識したのが上腕の筋力です。


私が少年野球から社会人まで続けてきた練習は、お風呂の中で行えるものです。


湯船の中で、手首を振ること(数は任意ですが、投手でしたので、1試合に投げる投球数150回くらいを最低の数と設定して、そこから追い込むような形でした)


まずは、100回を目標にはじめてみてください。


トレーニングというと機材などを使ったものをイメージしますが、こういう生活の中で行えるものこそが大切なトレーニングになります。


また小学生〜中学生の時期は特にこういったトレーニングでしなやかな筋力をつけていっていただければ、後に本格的なトレーニングをするにあたっての基礎をつけていくことができますので、


ぜひお試しいただきたいと思います。