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投球フォームを変える時の判断の方法を解説します。

【ご質問内容】


最近監督さんから現在の「スリークオーター」から「アンダースロー」に投球フォームを変えるよう指示があったとのことです。



理由は試合を戦う上で、右腕のアンダースローの投手がどうしても一人必要と判断されてのことだそうです。



本人としては中学から今のフォームで一貫してやって来て、それなりに成長していると感じているので、今までのキャリヤが無駄になるのではないかと不安のようです。



しかし、私は監督さんもそれなりの目算があり、素質を見て、判断されてと思うので、投手としての幅を広げ、また飛躍を期する意味でも、十分チャレンジする価値があるから、頑張るよう積極的に薦めています。



とは言ってもどんな指導をされるのか、不安もあります。練習方法など、アドバイスを頂きたく、メールを致しました。どうぞ宜しくお願い致します。




【桜井の回答】

一気にアンダースローへ変更するのではなく、一つずつ段階を得て息子さん自身の納得はもちろん、変更の指示をした監督さんも含めきちんと評価をしてから本格的に取り組むことが最善であると私は考えます。



もし監督さんの一時的な考えであって、息子さん自身もやむを得ずアンダースローに変更した結果、「結果が出ないので使わない」ということになれば、息子さん自身も納得できないでしょう。



そうならないためにも、まずもう一度監督さんに“アンダースローへの変更を指示した目的と狙い”を確認してください。



フォームを変更するかしないかに関わらず、監督さんが息子さんに求めていることを知ることはで今後何を優先的に取り組めば良いかを明らかにすることができます。



監督に対し野球への真剣な取り組み姿勢のアピールにもなりますしね。



監督の目的はアンダースローで投げさせることではないはずです。例えば、ピンチでリリーフしたときに三振をとってくれる投手、内野ゴロに仕留めてくれる投手になって欲しいという思いがあるはずです。



そのうえで、やっぱりアンダースローに納得できないとなれば、現状のフォームで監督(チーム)の目的を達成する方法を検討(例えば新しい変化球の取得など)しましょう。



またアンダースローの試用期間を設けることも必要ですね。試用期間では実際に試合に登板して、感覚を確かめます。練習と試合とでは全く感覚が異なります。セットポジション、牽制なども問題なく対応できるかなどです。



監督と話し合って実戦で何試合かアンダースローを試す機会を作っていただきたいと思います。監督も指示した以上はダメだとは言えないはずです。



試用期間を終えたあと、息子さん自身の感覚と監督(周囲)の評価を受けて、本格的にアンダースローへ取り組むほうが、息子さん自身もダメならまた元に戻せるという気持ちの余裕も生れます。



監督さんと話し合うというと少し勇気が必要かもしれませんが、悔いのない高校野球生活を送るためにもやって欲しいと思います。



以下に判断内容を整理しましたので、今後の参考にしていただければ幸いです。



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