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お父さんのための野球教室の桜井です。

野球は反復のスポーツと言われます。投手がボールを投げ、打者が打って一塁へ走り、野手が打球を捕って、送球するという形が決まっており、その結果はプレーのスピードと精度が大きく影響します。

そのため、練習はスピードと精度を高めることを念頭におき、同じ練習を反復する内容になります。

反復練習は個人によって上達のスピードに大きな違いが出る練習です。一つ一つの練習の質の違いが繰り返されることにより大きな違いになるからです。

質を左右するのは「イメージ」です。具体的に良いイメージを持つことでパフォーマンスが向上するという研究結果があります。

その選手がいかに良いイメージを持って反復する練習に取り組むことにより、全く違った結果になります。

いつか読んだ本に、こういうことが書いてありました。

「ピンク色の象を想像してはいけない」と言われたら、その時点でピンク色の象をイメージしてしまいますよね。

私たちは、言われたことをそのままイメージします。ですから「ピンク色の象を想像してはいけない」と言われた時点で、イメージしてしまうんですね。

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子どもたちを指導するうえでも同じことが言えます。「エラーをするな」「ボール球を振るな」ってよく使ってしまいます。

言われた子どもは、エラーをしている自分やボール球を振る自分を想像するんです。これでは良いイメージを持つことはできません。

子どもたちに良いイメージを持たせてあげるためには、“禁止(〜してはいけない)”を示すよりも“許可(〜しよう)”を示す言葉を選んであげほうが良いイメージを持つことができるのです。

「エラーをするな」ではなくて「上手く捕ろう」

「ボール球を振るな」ではなくて「ストライクを振ろう」


少しの工夫が練習の質を大きく高めます。ミスをしない方法よりも上手くなる方法を考えさせてあげたいですね。