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お父さんのための野球教室の桜井です。

新年明けましておめでとうございます!

この記事のテーマは「大人の投手になろう!」です。

エースは、ただ投げるだけではなく、調子が良かろうが悪かろうが、どんなピンチであっても、試合のリズムを作り、チームを鼓舞して、勝ちに導かなくてはいけません。

そのためには、マウンドで駄々をこねたり、泣いたりする子どものような振る舞いは許されないのです。

もし、あなたが本気でエースになりたいと思うなら、読み進めてください。


大人の投手は顔色を変えない、例えば涌井投手のように


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photo by baseball_000001 | Ren Saijo | Flickr


大人の投手とはチームが勝つために常に何をすべきかを考えて最善を尽くせる投手です。

大人の投手は、試合中に何が起きても顔色一つ変えず淡々とピッチングを続けます。

例えば、埼玉西武ライオンズから千葉ロッテにFA移籍する涌井投手は大人の投手の代表です。

打たれても、味方がエラーをしても、調子が悪くても、淡々と自分のピッチングに集中します。

逆に打者を打ち取っても顔色を変えず黙々と投げ続けます。良い結果でも悪い結果でも、気持ちの波が小さくて心を一定のテンションに保っています。

投手にとって気持ちを一定のテンションに保つことはとても重要なんです。テンションはパフォーマンスに大きく影響します。

なのでテンションの波が大きいと、調子の良い時は完封するけれど、調子が悪ければ10点取られるような不安定な投手になってしまいます。

甲子園に出場しているチームの投手のほとんどが淡々とピッチングをしているのを見れば、その重要性は理解できると思います。

トーナメントを戦うアマチュア野球において、安定感を欠く投手は起用しにくいんです。

ですので、チームのエースとして活躍したいと思うのであれば「大人の投手」になる必要があるんです。

大人の投手は相手チームからみても攻撃しにくい投手です。

顔色や行動がいつも同じなので、調子の良し悪しや心理状態が読みにくくて、作戦を立てにくい投手です。

プレーする度に気持ちの浮き沈みが大きい投手は、相手チームに動揺を見せてしまうので、作戦が縦やすいですし、野次も含めて揺さぶりをかける隙を与えてしまいます。

味方への影響も大きいです。怒りや不安などを態度に出すとチームの士気は間違いなく下がります




情報を整理して大人の投手になる


大人の投手になるためには、必要な情報だけを頭に入れるということです。

チームが最善の結果を得るために「必要な情報」か「不要な情報」かを判別して、必要な情報だけを頭の中に入れてください。

例えば、味方がエラーをしたとき、「味方のエラー」という情報は、これから最善の結果(得点を防ぐ)を得るために必要な情報でしょうか?

必要のない情報ですよね。

必要な情報は、どんなランナー(足が速いのかそうでないか等)が塁上にいるのか、次の打者はどのような球が得意なのか(また不得意なのか)ということです。

相手チームからの野次を受けたときも同じです。

相手の野次で頭に血が上ってしまう投手がいますが、「相手の野次」の中に必要な情報はないですよね?

こういった必要のない情報は耳には入りますが、脳には入れずにすべてスルー(聞き流す)です。

試合中は目や耳から情報がどんどん入ってきますが、私たちが処理できる情報の数は限られています。

試合中は、瞬時に判断を迫られます。

必要な情報だけを頭の中に入れている投手は、最善の結果を得るための情報で判断をすることができます

必要のない情報が頭の中にたくさんあったらどうでしょうか?。誤った判断をするかもしれないし、判断すらできないかもしれません。

試合では頭の中に余計な情報を入れておくだけの余裕はないです。

だから、頭の中に情報を入れる前に、「勝つために必要な情報かそうでないか」の選別をすることがとても重要です。

情報の選別は試合のときだけできるものではありません。


日常生活から心をコントロールして鍛える


普段から自分の気持ちと何度も向き合っておくことが大切です。

そのひとつのコツは問題があったときに「さぁ、次にどうするかだ」という言葉を自分に投げ掛けてみてください。頭に入れる情報を選別しやすくなります。

また自分の気持ちをコントロールすることも忘れないでください。

家庭では「早く寝なさい」「洗濯物を出しなさい」ってやかましく言われますよね。いけない理解はしていても「うるさいっ!」と返してしまうことがあります。

この場面でも、「さあ次にどうするかだ」と考えてみてください。

早く寝ることや洗濯物を出すは、自分や家族の生活をスムーズに進めるための最善策で、必要な情報ですね。必要な情報は頭に入れるべきだと冷静に対応できるはずです。


まとめ


心のコントロールすることは習慣です。慣れてしまえばそれが当たり前になります。そうなれば大人の投手です。

自分や味方が良いプレーをしたときに喜びを表に出すことはパフォーマンスを上げるうえでも有効です。

良くないことが起こったときの心のコントロールを習慣化して、ピンチの場面で落ち着いて最善のプレーができるよう頑張ってください。

エースになるための方法は、こちらでも解説しています。