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photo by baseball_000001 | Ren Saijo | Flickr



お父さんのための野球教室の桜井です。

3月25日に長田講師の野球教室に参加させていただきました。

14名のご参加をいただきました。まず私はキャッチボールから全員の「腕の振り」を確認。皆さん腕の振りがとても素晴らしかったです。

その腕の振りがもっと活きるように個々にアドバイスを差し上げました。その中で多くの選手に共通した内容をご紹介します。


軸足のかかとがずれる


2014-03-28 21:56:48


図は軸足と投げる力の向きを示しています。左は良い形で、右が今回多くの選手にアドバイスをした「軸足のずれ」です。

そのデメリットから説明します。

足を上げると軸足に体重を乗せます。それがボールに伝わる主な「力」です。その「力」を踏み出す足・上半身・腕・指先・ボールへと順に伝えるのが最も高効率な動作です。

その過程で、軸足がずれると「力」が右打者方向にずれてしまいます。

本来投げたい方向へ力を向けるためには(赤矢印)、体を外側に開いたり、腕や手首の力を使ったりして方向転換を行うのですが、そこで力のロスが発生します。

力の方向転換するための力も必要で、その分の負担もじわじわと体にかかってきます。試合の序盤は良いのに、後半に失速してしまう原因にもなります。

腕を下げた方が方向転換はしやすく、無意識のうちに腕が下がりやすいです。


かかとがずれてしまう2つの原因


軸足のかかとがずれてしまう原因は大きく2つあります。


原因1:足を上げるときにずれてしまう


このタイプは、足を上げる過程でバランスを崩します。

足を上げるとき、その膝やつま先と体の距離が遠い選手や足を上げる勢いが強い選手はバランスが崩れやすいです。


対策:膝と太ももを最短距離で上げる


つま先の力を抜いて、膝を体から出来るだけ近いところで上げるようにします。太ももの付け根に角度をつける意識をもって、膝と太ももをおへそに最短距離で足を上げてください。


原因2:足を踏み出す前にずれてしまう


上半身をセカンド方向に捻って投げる選手に多いです。上半身の捻りに引っ張られ、軸足のかかとがググッとずれてしまうという感じです。

上半身をセカンド方向に捻ること自体は問題ありません。上半身の捻りに引っ張られないように対応しましょう。


対策:軸足の膝から太ももの内側に力をいれる


下半身を強くする必要はありますが、まずは軸足の内側、特に膝から太ももの内側に意識を向けて力を入れてみてください。

具体的には、足を上げて踏み出すまでの間、軸足の内側をホーム方向に向け続けてみましょう。これをキャッチボールから繰り返し行っていけば、必要な筋力もついてきます。

軸足のずれは選手が自分で気づけないことが多く、練習のときに周りで注意して見てあげてください。