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お父さんのための野球教室の桜井です。

約2年と7カ月ぶりのブログ更新です。

お父さんのための野球教室を立ち上げた頃の気持ちに立ち返り、また記事を書いていこうと思っています。

お父さんのための野球教室のブログを立ち上げた最大の理由。

それはこどもの成長を願うお父さんをはじめ、すべての保護者の力になりたいと思ったからです。

私にお伝えできることは野球しかありません。

でも、野球指導のノウハウを通じ、こどもとの絆、思い出をつくるお手伝いができれば、そんな幸せなことはありません。

そう思って記事のひとつひとつに力を注ぎこんできました。

その思いはこれからも変わることはありません。

約2年と7カ月の間にお寄せいただいたご質問は、全てブログで回答をしていきます。

全て回答を終えるまでにはしばらくお時間をください。


人生を立ち止まって考える


日本テレビ系で放送されたドラマ「ウチの夫は仕事ができない」をご覧になったでしょうか?

錦戸亮さん演じるイベント会社社員の小林司は仕事ができず、妻と二人三脚で仕事に奮闘し、仕事や家族の価値を見出していくという物語。

その最終回、小林司は男性の子育てイベントを企画するも講演者が来れず、急遽(きゅうきょ)、小林司自身がスピーチをすることになります。

子どもを持つ親としてとても心に響くセリフだったので、たくさんの保護者の方にもシェアをしておきたいと思います。


10年後には、ある程度の子育てが終わっていて仕事に専念できる日々を送っていることでしょう。

だけどその頃にはもう僕たちの腕の中には、ひざの上には必死でシャツにしがつみながらよじ登ってくる小さなあの子はいません。

どこまでもまとわりついてきて、やることなすこと全部、邪魔をしてくる小さなあの子はいません。

仕事で外回りに出る暑い夏の日、ふと空を見上げた時、あの頃笑いながらいっしょに走り回った芝生を、びしょ濡れになって遊んだあの日の青空を思い出して、過ぎてしまった時間の愛おしさを知ることでしょう。

汗のにおい。ミルクのにおい。粉々になったクッキーのカス。小さなぬいぐるみ。泥だらけの靴下。おしっこを失敗してしまったズボン。

カレーまみれのシャツ。「パパー」とあなたを探す声。バタバタと走る足音。「おかえりー」と響く声。廊下を横切る小さな姿。

それは今の僕たちの日常にあるものです。

だけど、この日常こそが特別なんです。

一生のうちのたかが数年間の出来事なんです。

その数年間に過ぎゆく今に、数えきれないほどの愛おしさが、死ぬまで忘れられないほどの思い出が、たくさんたくさん散りばめられている。

僕たちはこれから一生、どこにいても何があっても子を思い、心配し、愛し続ける。

だけど、この腕の中で、ひざの上で、「パパー」と見上げてくるあの子をギュッと抱きしめられる時間はとてもとても短い。

私は思います。仕事は大切です。生きていくために必要です。頑張らなければならない場面もあります。男にとっては自分の存在意義を感じられる場所かもしれません。

だけど、私たちは親になって知ったはずです。自分の命よりも大切な存在がこの世にあることを。

こどもは未来に向かって羽ばたいています。

子を育てるということは、未来を育てるということなんです。

豊かな人生とは、どんな人生なのか。たった一度しかない人生を。

ちょっと立ち止まって考えてみてもいいんじゃないかと……

(出典:日本テレビ「うちの夫は仕事ができない」第10話


お父さんのための野球教室は、皆さんが人生について立ち止まって考えるきっかけのひとつになりたいと思っています。